キャリアアップを考えた看護師の転職

ある程度の看護師経験を積むと、スキルアップをしたいと考える方が増えてきます。
臨床経験5年を目安に、キャリアアップを考えた転職活動を始めてみることも良いですね。
では、なぜ5年なのでしょうか。

まず初めに、臨床経験が5年あれば、様々な専門資格の受験要件を満たせることになります。
例えば、在宅介護のコーディネーターとして今後ますますニーズが拡大されると予想されるケアマネージャーですが、看護師経験が5年あれば受験可能です。
ケアマネージャーの合格率は20%台と低めですが、超高齢社会を迎え、医療の現場が病院から在宅へとシフトしています。
このような動きの中で、医療行為や疾病についての知識を持ち、病院内のシステムを把握している看護師経験のあるケアマネージャーは、質の高い在宅介護・在宅看護を提供していく上で必要であると言えます。

次に、看護師のキャリアアップで一番多いと考えられる、認定看護師・専門看護師資格の取得です。
認定と専門、両者とも特定の分野において決められた年数の臨床経験があれば、資格取得のために必要な研修を受ける要件を満たしていることになります。
認定看護師の資格を取得するためには、半年~1年間程度の研修を受ける必要があります。
また、専門看護師資格を取得するには、看護学士の学位を取り、修士課程において専門課程を修了する必要があります。
この期間は看護業務に従事することが難しく、休職して資格を取得することになります。
医療機関によっては、休職中も基本給の支給がある場合や、研修費用や学費を負担してくれることもあります。
スキルアップに関して、このような充実したサポート体制のある病院を自力で見つけるのは難しいものです。
しかし、看護師の転職エージェントを活用することで、サポート体制のある病院を見つけることも可能です。
今働いている病院がスキルアップに関して非協力的であったとしても、他の病院では協力的であり、かつ給与アップも可能であるケースも少なくありません。

自分の働き方や、看護師としての将来を見つめなおす良い機会でもあるので、スキルアップと転職について一度考えてみることも必要ですね。